オスン-オソボの聖林

世界遺産

Osun-Osogbo Sacred Grove

マイナー度 ☆☆☆☆

覚えにくさ度 ☆☆

行ってみたい度 ☆☆

ナイジェリア 南西部

登録基準 (ⅱ)(ⅲ)(ⅵ)

2005年登録

ヨルバ族

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ナイジェリア三大部族のひとつであり西アフリカでも大きなコミュニティとされる、ヨルバ族。

自然主義的な思想があり、「豊穣の女神オスン」を信仰しています。その女神オスンの住処とされている密林地帯が聖域として崇められています。ちなみにヨルバの神々は1700もの神がいるとされているそうです。1700て。密林の中には神を祀るための祭壇や礼拝所がたくさん設けられており、この聖林には世界中から信者が訪れにくるようなシンボリックな場所になっています。毎年夏には盛大な祭りが開催されてフェス状態に。

うげえ

現在はこのように賑わうようになりましたが、一時はこの聖域も衰退していました。保存状態が悪かったこのオソボを救ったのは、オーストラリア人の女性芸術家スーザン・ヴェンゲルという方でした。

初めて森を訪れた際にその聖地を保護する必要があると感じた現地のヨルバ人と「New Sacred Art」運動をスタート。さらには彼女自身も神に捧げる彫刻やオブジェの創作にも携わり、ヨルバ信仰の復興に多大なる貢献を果たした。

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この遺産の興味深い所はこのスーザン・ヴェンゲルという存在です。異国の人間でありながらその行動力で地元の人を巻き込んでその場所の価値を再構築するという功績を残しました。世界遺産の保護についての課題は長年議論されてきましたが、このオソボ聖林は成功例といえるでしょう。

また、今回のケースのように人種や国を問わず、普遍的にその価値を感じられる人がいることも大きなポイントです。そういった人がいる限り遺産の保護に努めていくべきだと世界遺産の運営も発言しており、このスーザン・ヴェンゲルの行動力がもっと広がるといいですね。

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